日記
季節は巡り
某週刊少年誌の人気漫画の次くらいに更新されない日記です。
そろそろ早口市日に出店して一周年だなぁ、皆勤賞だったなぁ……あ!やべ、日記書いてなかった。
ということで思い出して久しぶりに書きます。
嬉しいことに最近リハビリ業務が増え、地域の講演や、以前の職場にいた時から続いている講習会の活動など
「あー僕は療法士だったんだな」と思い出させていただく機会が増えました。
ですのでInstagramやFacebookでは相変わらずコーヒー屋さんで知られていますが、そんなの特になんとも思いません笑
でも一つだけ気にしていることがあります。
「店にいついるの?」と聞かれることです。
僕がいない時間に運悪くお店に来てくださる方が結構多く、ありがたい反面大変申し訳ないです。
もちろん隣の神丹精肉店が営業している時間帯であれば買い物はできるので
「神馬の顔なんか見たくねえからこっそり豆買うよ」という常連様はそれでいいのですが
ごくまれに「神馬と話をしてみたい」という変質者、、、失礼しました、くせ者(こら)がおられるようで
そのたびに木~土曜日の、午後1時30分~6時です。
とは説明しているのですが、これがとにかく浸透していないんですよね。
ということで店主神馬の一週間はどうなっているのか、紹介させていただきます
まず、僕はパートの作業療法士としてとある介護老人保健施設に勤務しています
そのため月から水曜日は店にいません(早口市日にはいます)
市日>講師・講演の仕事>パート
ですね。
そして月から水曜日の午後はリハビリ業務を行っています。主に出張リハですのでほとんど店にいません。
時間を見つけてはコーヒーを焼いています
講師・講演の仕事>リハビリ業務>焙煎
です。
そして木から土曜日の午前は
早口市日>扇田市日>リハビリ予約>6の市>カフェ
という序列で仕事をしています。ですのでまれに午前も店にいますが主に焙煎をしており、堂々と看板を出さずにInstagramで告知する程度です。
木から土曜日の午後も行政会議、イベントの準備や手伝い、作業療法士会の仕事などあって臨時休業するときがあります。
これが個人事業主の辛いところです。
頼まれたことは手伝いたい(イベントの会場設営やPTA、商工会の仕事など)のですが
店を閉めなければならない→収入なし→お客さんが離れる
という状態になるからです。
収入はもともと大したものではないので気にしていませんが、僕なんかの店に足しげく通ってくださる方には大変申し訳ない想いです。
そして日曜日は
家族の行事>研修>市日>休みたい>イベント
です。月に1日くらいは休日があればラッキーです。
ですので家族の行事を除くと
講師・講演の仕事>作業療法士の仕事>市日>個別リハビリ>カフェ>休みたい>イベント
となっています。
誤解が多いようなので言いますが僕は決してイベントが好きなわけではありません!
面白いこと、面白そうなことが好きなだけです。
面白いことなら、睡眠時間と寿命を削って準備することも苦ではありません。今のところは
さーて、調子に乗って長々書きました。
次回からは短めに、頻回に書きたいなと考えています。
とりあえず今までの分を清算するために1月から10月をダイジェストで報告します
1月 人生初の福袋販売・多忙すぎてありとあらゆる新年会を断り続ける
2月 節分とバレンタイン企画で忙殺される・たけのこさんと初めてコラボする・店におらずNHKの取材を逃す
3月 恩師が退官・長女卒園&大湯の卒園式襲撃・扇田市日進出&アグリコッペさんにいじられ始める
4月 秋田県作業療法士会の理事になる・秋田環境適応講習会の代表になる・市日でNHKの取材を受ける
5月 36歳になる・日曜営業やモーニングという血迷った活動に取り組む・自分の取材パートが全部カットされた放送を見る・RVRの維持費に愕然として車検をあきらめる
6月 軽バンに乗り換える・山梨の師匠からしごかれる・住民税が10分の1くらいになって寒気と喜びが同時に訪れる・地域ケア会議に初参加する・環境適応講習会が再始動する・こっそり6の市に出る
7月 イラストレーターharuruさんと知り合う・大学講非常勤講師10周年・後輩の結婚式で記録的大雨に遭う・暇すぎてボランティア活動開始・松元治郎のCDを探し始める・長女が自分と同じサンフルトスイミングスクールに通い始める
8月 長女がスイミングスクールをサボる・田代の夏祭りに出店する・二回目の八戸脳卒中と夏祭り出店・藤里町を好きになる・のしろ会議でゲスト登壇する・お好み焼きカッキーさんとコラボメニューを作るがお蔵入りになる・ふかさわファームさんとコラボメニューを作るがお蔵入りになる
9月 伊坂さん新刊発売・店におらずサタナビの取材を逃す・アグリコッペさんのパンを置き始める・肉屋に「今日パンありますか?」と問い合わせがくる
10月 松元治郎のCDをコンプリートするために散財する・再び読書にハマる・たけのこさんとコラボコーヒーを作る
今年ってあと二ヶ月しかないんですね!?
いろいろあったんですけど、書き出すと薄い一年でした笑
また、クレームが来ない程度に更新します。
I come back again
最近、気になっていたCDを買いました。
I come back again/松元治郎
という、結構昔のCDです。
松元治郎って誰だよ。って思った方は多いと思います。
僕も初めはピンと来てなかったんですけど、声ですぐわかりました。
和久二郎さんです。(誰だよ)
大好きなグループの第3期のメンバーです。
僕は断然初代の上杉さん推しで、いまだに追っかけたりCDを買ったりしているのですが、今、そのグループは第5期が活動していて(上原さんも好きですよ)、たまに3期の曲を歌うのです。
それで、改めて3期の曲の良さに気付かされるんですね。アニソンでよく耳にした曲もいいんですけど
雲が流れる方へ
Where there's a will...
Time washed away
あたりのバラードが、すごくいいんです。
最近車の中では、ずっとAWAKEというアルバムをリピートしています。
昔受け入れられなかったものが、「これはこれでいいじゃない」と受け入れることができるようになってきました。
さて、6ヶ月ぶりに日記を更新して何の話をしているんだろうかと思われるかもしれませんが、要約すると
I come back again ということです。
日記にではなく、6の市にです。※この半年の出来事は近日中に書きます
そうです、北高跡地の「6の市」に、風が強くて逃げ出したコーヒー屋がcome backしていました!
6/16のイベントから、7/6そして次回の7/16も参加予定です。
6/16は凪でした。
7/6はテントは飛ばされなかったものの、抽出後のドリッパーを飛ばされ(ドリッパー欠けました)、次にコーヒーキャニスターを飛ばされ(中身の豆をぶちまけました)、久しぶりに能代の洗礼を受けました。
でもまぁ、これはこれで、乗り越えたらなかなかの経験値になるかな?という想いで、雪が降るまでは継続しようと考えております。
ということで、僕の市日出店は
6の市(木〜日曜日で用事がない日は出たい※但し冬季は除く)
扇田市日(木〜日曜日でよほど大事な用事でない限り出るつもり)
早口市日(家庭問題にならない限り出続ける)
の3つになりました。
いつのまにか大館市比内の扇田市日にも出ています笑
某農家パン屋さんには「色気づいた店」と揶揄されていますが
自分としては「市日らしくない店舗を作ろう」というテーマがあるので、カスタムできて満足です笑
ちなみに、早口市日のほうもこぢんまりしたスペースに移転して
さらに色気づいています
ちゃっかり、アイスドリンクとかも出しています
参加不参加に関しては、ホームページかInstagramをご参照ください。
※なんだか知らないうちに飲食店サイトなどに我が店が載っておりますが、基本的に公式ホームページかInstagram、Facebookの情報が最新です。
その他のサイトやSNS等で見かけた営業情報に関しては、一切責任を負いませんのでご了承ください。
半年間駄々っ子してお願いしたクッキーパンを、某農家パン屋さんが作ってくれて、市日に行くモチベーションが爆上がりしている店主でした。
なんかブレンド作りたくなっちゃう病
クリスマスブレンドっていう限定のものを作って
これまた限定デザインのパッケージなんて作ったら売れるんじゃないかって
浅はかな考えでブレンドを2種類生み出したために、焙煎が追い付かずヒーヒー言っていた店主です。
地獄のクリスマスが終わろうとしています。
当店のブレンドは(ご注文のお客様オリジナルブレンド以外)すべてアフターミックスという方法で作っています。
つまり「焼いてからブレンドする製法」です。
「焼く前にブレンドする」プレミックスと異なり
焙煎度合いが違う豆を混ぜるので、それぞれの豆の特徴を際立たせることができる
と、本で読みました。
ベースをブラジルにしてー
モカで甘さを足してー
グアテマラで香りをつけてー
、、あああ、マンデリンで苦みも足したいわ!
なんていう味の足し算ができてとても面白いので、ぜひ体験してほしいのですが
そのために豆をたくさん買うとお財布が破綻してしまいますね。
なんかいい方法はないかなーって思ってたんです。
そうだ!コーヒー屋になろう!
っていう、私みたいな考え(おい)のはもっと破綻しているので、そういう時は当店に任せてほしいです。
最近こっそり
「自分でブレンド」というメニューを作りました。
店内にある豆を自分の好みで調合して、その場で(お客様が)挽いて、抽出して提供します。
↑昔、寺尾聡さん主演の「優しい時間」というドラマで
お客が豆を挽いているのを見て何となく印象に残ったんですよね。
気に入った場合はドリップバッグに詰めたり、豆で販売も致します。
「コーヒーをもっと身近に」をテーマにこれからもいろいろな楽しみ方を提供していく所存であります。
ちなみに今回のクリスマスブレンドは
silent night→ブラジルベースにキリマンジャロでキレと酸味を加えて、マンデリンでバランスをとる
happy day→妖艶なナチュラルのモカをベースにエチオピアゲイシャのすっきりしたフルーツ感、グアテマラで明るさを表現
だったのですが
ブレンドを2種類作ったために、6種類の豆を延々と焼き続けること
になったわけです((((;゚Д゚))))
この反省は次回に活かします。
新春ブレンドは、やりません( ゚Д゚)
お年玉パッケージも、ぜったいやらん( ゚Д゚)
11月から
能代市(能代北高跡地:6の市)と、大館市(旧田代町:早口駅前に出店しています。
6の市は6のつく日、早口駅前は9につく日です。
11月に出店した印象を述べますと
6の市→風が強い。めっさ強い。
初出店の6日、「風強いっすね」と代表に話したら
代表は「今日はベストコンディションだな」と言っていました。
いや、僕のタープ足2本浮いてますけど?(;'∀')
いきなり能代の洗礼を受けました。これ冬どうすんのかな?
29日に参加したときはさらに強風でたまに雨脚が強くなって
「今日やばくないっすか?」と代表に話したら
「なあに、これが能代市日の原点だ」と目力強めで返され
だめだ、これ話が通じないやつだ(笑)と悟りました。
そうなんです、能代はとにかく風が強いんです。
駐車場で車のドアを開けるときなんて特に、隣の車に注意してください。
↑なんかやらかしたな
6の市の利点は電源が使えることです。知らずに初回カセットコンロ持参で行ったら、風で火が消えて大変でした。
早口駅前市日→なんだか店感が強くてワクワクする。
初出店の9日、やべえ遅刻だ!と7時に到着すると「なんだ早ぇな」と代表。
黙々と店のひさしを上げて、のぼりを準備していました。
こっちは屋根があっていいな。でも電源がないからなーなんて考えながら僕も準備をしました。
△早く行き過ぎて、ポツンと出店
8時前くらいから出店もお客さんもちらほらと増えて、にぎわってきました。
市日は種苗店や農家さんが出なくなる秋ごろから寂しい感じになるんだそうです。
早口駅前の市日はなんともゆったり。
代表が火を起こしてハタハタを焼いていたり
他の出店者が炭火で鍋やお汁粉をふるまったり、なんだか自由でほっこりする会でした
……と、日記を書きかけて放置したまま年末になってしまいました。
こんな日記誰も読んでないんだろうなと思って、正直言うと半分くらい忘れかけていました。
6の市でお客様に「ブログ見てますよ」と言われたときは
何のことだ?と思ったくらいです。
※あとでこの日記のことかと思い出しました。ありがとうございます。
さて、私の市日事情からお話ししますと
6の市は2回しか出ませんでしたが、早口市日は継続しています。
主な理由は2つあります。
まずは「競合しない」ことです。
能代には自家焙煎店や喫茶店が結構ありますが、早口(大館市田代地区)には、私が知っている限りでは、ないのです。
そのためお客様が結構興味を持ってくださるのです。最近では調子に乗って実家の精肉店から総菜も持って行っています。
もう1つは単純に強風に心が折れそうになったからです。
何とかして風対策をしないと、営業どころじゃない、冬は越せない
このままでは心かテントか、どちらかが確実に折れてしまう(うまいこと言った!)
ということで作戦を練るため一時撤退します。逃げるのではありません。
勇気ある撤退だと言い聞かせています。
自分は、原点にたどり着くにはまだ早いんだ、きっと(汗
1年前は、まさか来年の自分が市日でお店出してるなんて想像すらしてませんでしたから(笑)
中山代表はじめ、諸先輩方の知恵やご助言を大切にしながら市日に貢献出来たらいいなーって感じます。
先日結構な雪が降って、到着が遅くなった時、珍しく代表も遅くなったようで
「わりっ!自分のとこは頼むな!」と店の前に
3分の1くらい穴の開いたスノーダンプと、スコップと子供用そりが2台置いてあったとき
「代表スゲーな、いつも一番最初にきて準備してくれてるんだよなー」と改めて感謝と畏敬の念に打たれました。
12月29日も、1月からも早口駅前市日に出ます。
ぶっちゃけ市日に出ても赤字ですが、注文が一つでも入れば「仕事したぞ、コーヒー届けたぞ」
と達成感で嬉しくなりますので、ご注文いただければ幸いです
佐藤弦。秋田展。にて
まず最初に、誰?って思った方、いますか?
正直に答えてください。そして安心してください。
自分もです。
さて、謎多きこの人物、佐藤弦さん、個展を開くからには芸術家なのかな?
と思ったらそうではありません。
弦さんは県外から移住してきた介護福祉士兼ライターさんです。
作業療法士兼コーヒー屋の自分としてはとても親近感がわく肩書です。
弦さんはInstagram等でパワーポイントを駆使して介護に関しての情報や、人間関係の構築及びうまい生き方
様々なツールの活用方法や、実際に使用しての体験談をまとめて発信しています。
あと、カレーライスが大好きです。
さらに、以前お世話になった能代地域おこし協力隊である
佐藤香蓮さんの旦那様でもあります。
△香蓮さんは参加者に焼きいもを配っていました
△この機械、めっちゃいいです
弦さんの旧姓は井上、そう、弦さんは結婚に際し、苗字を変えたのです。
移住6年目にして二度目の個展
ずばり今回のテーマは「結婚、移住、ふく業」です。
たとえば結婚
→実際に苗字を変えた弦さんが経験した大変さを紹介して、そのうえで
「もし苗字を変えるならどんな苗字にしたいか」を考える
※弦さんは井上→佐藤で画数が増えたので、苗字は「一(にのまえ)」がいいと言っていましたが……
着眼点が独特で……笑
ちなみに自分は「神馬」というレアな苗字なのですが
電話で予約するときとか何度も聞き返されるのが面倒で
「千葉」と名乗ることが多いです
他にも
どんな所に住みたいか、どのような仕事をして暮らしたいか
という弦さんが移住して6年、前回の個展から3年の中で感じたことをテーマに
弦さんが考えたツール「展開くん」を用いて、訪れた人が自分を見つめなおす参加型のスタイルとなっていました。
さて今回は個展をサポートしつつ、自分の商品をちゃっかり売り込むために
個展参加者に「コーヒー無料配布(先着50名)」という企画を引っ提げて臨みました
弦さんは「ほぼ知り合いだから混まない」と言っていたのに
10時の開場から次々に人が訪れ
会場のあちこちで話に花が咲き
準備していたフリーコーヒーはすっからかんになりました。
△五城目「ものかたり」に合う和服で参戦
自分が思っていた個展のイメージとは違い
弦さんの様々な友人たちが世代を超えて交流したり自分と向き合ったりで
終始和やかであり、誰が主役なのかわからない賑わいぶりでした。
弦さんはたまに亀とかに主役をとられて
「ちょ、主役は俺だからね!」
とめっちゃ焦ってました(笑)
弦さんの人望というか、人柄がでる、いい個展でした。
弦さん、香蓮さん、お疲れさまでした。
二ツ井に引っ越してきたお祝い、家の中が落ち着いたらやりましょうね!