日記
なんかブレンド作りたくなっちゃう病
クリスマスブレンドっていう限定のものを作って
これまた限定デザインのパッケージなんて作ったら売れるんじゃないかって
浅はかな考えでブレンドを2種類生み出したために、焙煎が追い付かずヒーヒー言っていた店主です。
地獄のクリスマスが終わろうとしています。
当店のブレンドは(ご注文のお客様オリジナルブレンド以外)すべてアフターミックスという方法で作っています。
つまり「焼いてからブレンドする製法」です。
「焼く前にブレンドする」プレミックスと異なり
焙煎度合いが違う豆を混ぜるので、それぞれの豆の特徴を際立たせることができる
と、本で読みました。
ベースをブラジルにしてー
モカで甘さを足してー
グアテマラで香りをつけてー
、、あああ、マンデリンで苦みも足したいわ!
なんていう味の足し算ができてとても面白いので、ぜひ体験してほしいのですが
そのために豆をたくさん買うとお財布が破綻してしまいますね。
なんかいい方法はないかなーって思ってたんです。
そうだ!コーヒー屋になろう!
っていう、私みたいな考え(おい)のはもっと破綻しているので、そういう時は当店に任せてほしいです。
最近こっそり
「自分でブレンド」というメニューを作りました。
店内にある豆を自分の好みで調合して、その場で(お客様が)挽いて、抽出して提供します。
↑昔、寺尾聡さん主演の「優しい時間」というドラマで
お客が豆を挽いているのを見て何となく印象に残ったんですよね。
気に入った場合はドリップバッグに詰めたり、豆で販売も致します。
「コーヒーをもっと身近に」をテーマにこれからもいろいろな楽しみ方を提供していく所存であります。
ちなみに今回のクリスマスブレンドは
silent night→ブラジルベースにキリマンジャロでキレと酸味を加えて、マンデリンでバランスをとる
happy day→妖艶なナチュラルのモカをベースにエチオピアゲイシャのすっきりしたフルーツ感、グアテマラで明るさを表現
だったのですが
ブレンドを2種類作ったために、6種類の豆を延々と焼き続けること
になったわけです((((;゚Д゚))))
この反省は次回に活かします。
新春ブレンドは、やりません( ゚Д゚)
お年玉パッケージも、ぜったいやらん( ゚Д゚)
11月から
能代市(能代北高跡地:6の市)と、大館市(旧田代町:早口駅前に出店しています。
6の市は6のつく日、早口駅前は9につく日です。
11月に出店した印象を述べますと
6の市→風が強い。めっさ強い。
初出店の6日、「風強いっすね」と代表に話したら
代表は「今日はベストコンディションだな」と言っていました。
いや、僕のタープ足2本浮いてますけど?(;'∀')
いきなり能代の洗礼を受けました。これ冬どうすんのかな?
29日に参加したときはさらに強風でたまに雨脚が強くなって
「今日やばくないっすか?」と代表に話したら
「なあに、これが能代市日の原点だ」と目力強めで返され
だめだ、これ話が通じないやつだ(笑)と悟りました。
そうなんです、能代はとにかく風が強いんです。
駐車場で車のドアを開けるときなんて特に、隣の車に注意してください。
↑なんかやらかしたな
6の市の利点は電源が使えることです。知らずに初回カセットコンロ持参で行ったら、風で火が消えて大変でした。
早口駅前市日→なんだか店感が強くてワクワクする。
初出店の9日、やべえ遅刻だ!と7時に到着すると「なんだ早ぇな」と代表。
黙々と店のひさしを上げて、のぼりを準備していました。
こっちは屋根があっていいな。でも電源がないからなーなんて考えながら僕も準備をしました。
△早く行き過ぎて、ポツンと出店
8時前くらいから出店もお客さんもちらほらと増えて、にぎわってきました。
市日は種苗店や農家さんが出なくなる秋ごろから寂しい感じになるんだそうです。
早口駅前の市日はなんともゆったり。
代表が火を起こしてハタハタを焼いていたり
他の出店者が炭火で鍋やお汁粉をふるまったり、なんだか自由でほっこりする会でした
……と、日記を書きかけて放置したまま年末になってしまいました。
こんな日記誰も読んでないんだろうなと思って、正直言うと半分くらい忘れかけていました。
6の市でお客様に「ブログ見てますよ」と言われたときは
何のことだ?と思ったくらいです。
※あとでこの日記のことかと思い出しました。ありがとうございます。
さて、私の市日事情からお話ししますと
6の市は2回しか出ませんでしたが、早口市日は継続しています。
主な理由は2つあります。
まずは「競合しない」ことです。
能代には自家焙煎店や喫茶店が結構ありますが、早口(大館市田代地区)には、私が知っている限りでは、ないのです。
そのためお客様が結構興味を持ってくださるのです。最近では調子に乗って実家の精肉店から総菜も持って行っています。
もう1つは単純に強風に心が折れそうになったからです。
何とかして風対策をしないと、営業どころじゃない、冬は越せない
このままでは心かテントか、どちらかが確実に折れてしまう(うまいこと言った!)
ということで作戦を練るため一時撤退します。逃げるのではありません。
勇気ある撤退だと言い聞かせています。
自分は、原点にたどり着くにはまだ早いんだ、きっと(汗
1年前は、まさか来年の自分が市日でお店出してるなんて想像すらしてませんでしたから(笑)
中山代表はじめ、諸先輩方の知恵やご助言を大切にしながら市日に貢献出来たらいいなーって感じます。
先日結構な雪が降って、到着が遅くなった時、珍しく代表も遅くなったようで
「わりっ!自分のとこは頼むな!」と店の前に
3分の1くらい穴の開いたスノーダンプと、スコップと子供用そりが2台置いてあったとき
「代表スゲーな、いつも一番最初にきて準備してくれてるんだよなー」と改めて感謝と畏敬の念に打たれました。
12月29日も、1月からも早口駅前市日に出ます。
ぶっちゃけ市日に出ても赤字ですが、注文が一つでも入れば「仕事したぞ、コーヒー届けたぞ」
と達成感で嬉しくなりますので、ご注文いただければ幸いです
佐藤弦。秋田展。にて
まず最初に、誰?って思った方、いますか?
正直に答えてください。そして安心してください。
自分もです。
さて、謎多きこの人物、佐藤弦さん、個展を開くからには芸術家なのかな?
と思ったらそうではありません。
弦さんは県外から移住してきた介護福祉士兼ライターさんです。
作業療法士兼コーヒー屋の自分としてはとても親近感がわく肩書です。
弦さんはInstagram等でパワーポイントを駆使して介護に関しての情報や、人間関係の構築及びうまい生き方
様々なツールの活用方法や、実際に使用しての体験談をまとめて発信しています。
あと、カレーライスが大好きです。
さらに、以前お世話になった能代地域おこし協力隊である
佐藤香蓮さんの旦那様でもあります。
△香蓮さんは参加者に焼きいもを配っていました
△この機械、めっちゃいいです
弦さんの旧姓は井上、そう、弦さんは結婚に際し、苗字を変えたのです。
移住6年目にして二度目の個展
ずばり今回のテーマは「結婚、移住、ふく業」です。
たとえば結婚
→実際に苗字を変えた弦さんが経験した大変さを紹介して、そのうえで
「もし苗字を変えるならどんな苗字にしたいか」を考える
※弦さんは井上→佐藤で画数が増えたので、苗字は「一(にのまえ)」がいいと言っていましたが……
着眼点が独特で……笑
ちなみに自分は「神馬」というレアな苗字なのですが
電話で予約するときとか何度も聞き返されるのが面倒で
「千葉」と名乗ることが多いです
他にも
どんな所に住みたいか、どのような仕事をして暮らしたいか
という弦さんが移住して6年、前回の個展から3年の中で感じたことをテーマに
弦さんが考えたツール「展開くん」を用いて、訪れた人が自分を見つめなおす参加型のスタイルとなっていました。
さて今回は個展をサポートしつつ、自分の商品をちゃっかり売り込むために
個展参加者に「コーヒー無料配布(先着50名)」という企画を引っ提げて臨みました
弦さんは「ほぼ知り合いだから混まない」と言っていたのに
10時の開場から次々に人が訪れ
会場のあちこちで話に花が咲き
準備していたフリーコーヒーはすっからかんになりました。
△五城目「ものかたり」に合う和服で参戦
自分が思っていた個展のイメージとは違い
弦さんの様々な友人たちが世代を超えて交流したり自分と向き合ったりで
終始和やかであり、誰が主役なのかわからない賑わいぶりでした。
弦さんはたまに亀とかに主役をとられて
「ちょ、主役は俺だからね!」
とめっちゃ焦ってました(笑)
弦さんの人望というか、人柄がでる、いい個展でした。
弦さん、香蓮さん、お疲れさまでした。
二ツ井に引っ越してきたお祝い、家の中が落ち着いたらやりましょうね!
きみまち二ツ井マラソン出店報告
今日はきみまち二ツ井マラソンの物産フェアにて、初の露天営業でした。
のんびりハンドドリップしたい自分にとって
初回からこのイベントはかなりハードルが高かったです。
昼ごはんを食べる時間もないくらい忙しくて
危うくコーヒーが嫌いになるかと思いましたが
そんなことは全くありませんでした。
来月からは能代と大館の朝市に出店します。
のんびりとした雰囲気で、じっくり丁寧にドリップしたいです。
その前に10月22日の土曜日
五城目町「ものかたり」にて
介護福祉士兼ライターである佐藤弦さんの「3年に1度」というレアな個展に出店します。
会場内では販売のほかに、ブレンドコーヒーを無料で提供しますので、ぜひコーヒーを片手に個展を楽しんでください😃
さて、介護福祉士兼ライターの佐藤弦さん、いったい何者なのでしょうか?
個展をやるからには、芸術家なのかな?
と思って調べましたが、調べれば調べるほど、謎深い人物です。
テレビ中継地点に選んでいただきました
本日(8月26日)放送のAKT秋田テレビCATCH UP内の
「あっぱれ!昼飯前」の中継先に選んでいただきました!
以前、同番組内の「駅からミッション」で二ツ井を訪れた際に
絶賛改装工事中だった店舗に興味を持ってもらったようで連絡をいただいたのですが
初めてのテレビで生中継ってどうなんよ?
って緊張で甘噛み連発覚悟でしたが
スタッフの方々や、石垣さんのトーク力と雰囲気づくりに、終始和やかに撮影に臨むことができました
↑スタッフさんもオリジナルドリップ作りました
最初は事業のほうに興味を持っていただいたのですが
いつの間にか僕の事業の紹介は
実家(明治創業の精肉店)や父の車(AE86スプリンタートレノBLACKLIMITED)
のバーター状態になっていました(笑)
打ち合わせの時から、明らかに車に一番食いついてましたよね?
ね?スタッフさん?!
↑駐車場でのオープニング(約1分)打ち合わせです
しかし番組の中で
跡継ぎ問題をはじめとする、地域の課題や
人物にスポットを当ててくれる、店とそれにまつわるエピソード
を含めて紹介してくださったのはすごく嬉しかったです。
ちなみに父は、母の両親に車を買ってもらったそうですが
実は僕も妻に車を買ってもらいました。
親子そろってヒモみたいだなと思いました。
事業を継承した父と、その店をいずれのっとってやろうと陣地を広げる僕
車を守り続ける父と、それを売り飛ばして現金に換えようとしている僕
二ツ井駅前の小さな小競り合い、肉屋とコーヒー屋の共存、田舎における保険外リハビリの今後
見どころ満載の神丹精肉店とリハビリ&カフェルームわんどを今後もよろしくお願いします
↑もともと二ツ井町にはイベント等でよくいらしていた石垣さん
快くサインをしてくださいました。
20分くらいの中継でしたが前の週の打ち合わせのほかに、当日も1時間半以上前から最終確認。
月並みな感想ですが、番組を創るってすごいなって思いました